借りる前に考えよう!住宅ローンの返済計画
理想のマイホームを建てる時、誰しもまず始めに意識するのが予算面ですよね。
多くの方は住宅ローンを組んだ上でのマイホーム計画を練っていきますが、借り入れ可能額ばかりに目が行っていませんか?
マイホームに向けた計画立てでは、借り入れ可能額ももちろん大切ですが、無理な返済計画を立ててしまっては毎日の暮らしや家族の空気が重たく辛いものになりかねません。
このアンケートでは、住宅ローンの返済計画について、多くの方が重視しているポイントを調査しました。
マイホームを建てた後も家族皆が笑顔でのびのび生活できるよう、今一度住宅ローンの返済計画を練り直してみましょう。
計画上で不安な点や見落としている点は、今ならまだ修正できます!
Q:住宅ローンの返済計画は何を重視して立てますか?

◆第1位:「今後の収入」を選んだ人の声
・今後安定して収入を得られるとは限らないので。[茨城県/27歳男性]
・もし年をとってからの再就職をすると全体的な収入が減るので、慎重に考えたい。[埼玉県/37歳女性]
・最低限の収入のことを考えて余裕をもって返済できるように計画する。[兵庫県/30歳女性]
毎月訪れる返済だからこそ、今後どうなるか分からない収入面をよく検討したいですね。いつ何が起こるか分からないので、老後はもちろん、自営業などで収入が安定しない可能性がある方は、より一層細かな返済計画を立てる必要がありそうです。
◆第2位:「貯蓄額」を選んだ人の声
・短期間で返せるように、精神的負担が大きくならないように計画したいです。[茨城県/38歳女性]
・今後の収入や働き方はどうなるかわからないので、手持ちの貯蓄額を重視したい。[岐阜県/30歳男性]
・現在の貯蓄によって月々返せる額が変わってくるので[東京都/25歳男性]
ある程度の貯蓄があれば、万が一収入に変化があったとしても生活を大きく変えずに済みそうです。また、頭金として貯蓄から費用を工面することができれば、毎月の負担を大きく減らせるだけでなく返済計画そのものが短期間の見通しとなるので精神的余裕に繋がりますね。
◆第3位:「今後の夫婦の働き方」を選んだ人の声
・夫が退職までにローンを返済できるようにしたいから。[北海道/28歳女性]
・共働きか否かによって収入は大きく異なってくると思われるから。[愛知県/20歳男性]
・夫婦それぞれがどのように働いていくかが重要だと思うから。[東京都/37歳男性]
返済計画に従って、共働きを余儀なくされるケースは多いようです。共働きとなれば家族の生活環境が大きく変化するのが予想されるため、家族全員が無理なく負担を分配できる計画が理想的ですね。まずは夫婦間の相談や具体的な金額を想定した上での計画立てが必要と言えます。
これまでの努力の積み重ねにより多くの借入可能額を確保できたとしても、今後の収入はいつ変動してしまうか分かりません。
総括
返済計画を立てる際に多く方が着目したポイント第1位は、やはり今後の収入についてでした。全体の41%もの方々は、今後の収入に合わせて返済計画を立てているようです。
また、続く回答では貯蓄額に合わせて返済計画を立てる意見が多く集まりましたが、これには返済期間の短縮や少しでも返済額を減らしたいという声が多く、マイホームを手に入れた後も余裕を持った生活がしたいという心理が読み取れます。
近畿住宅流通が得意とする枚方市は、市の活性化に繋がる生産年齢人口率(15歳~64歳)が61.42%と非常に高く、今後も市の発展や新たな働き口の増加が見込めるエリアです。
これにより、働き口の需要と供給がバランスよく維持される見通しが立つため、今後の収入にも大きな不安を抱かずに暮らしていけるのではないでしょうか。
今回のアンケート結果を元に、長期的な居住が見込めるエリアでのマイホーム計画を検討してみてくださいね!